2022-01-01から1年間の記事一覧
こんにちは。一年が終わりました。今月が色々なことがあって慌ただしかったせいか、全体を通してもそんな印象の一年でした。最近大貫妙子の曲を聴いていてアレンジの仕方が、特にお洒落にするために音を抜く感じがキリンジに似ているな、と思いました。調べ…
こんにちは。日本漫画における汗の表現とはつまり汗マークのことです。漫画において一番ポピュラーで、しかし漫画以外ではあり得ない表現である汗マークは使うことが当たり前過ぎて、その効果がどういう働きなのかを考えることがあまりありません。一応それ…
こんにちは。メルカリでゲットしました。今や絶版になっている本書はかなり稀少価値が高いようです。ですが絶版、という言葉は最早死語なのかもしれません。実際僕はこうして手に入れられた訳で、それは嬉しいことなのですが、恐らく稀書コレクターには退屈…
こんにちは。もうすぐ年末です。最近は雪の影響であまり外出出来ず、またその弊害としてamazonやメルカリの到着が遅れていて、なので最近は新しい映画も音楽も観ていません。しかしですね、また思うのはそういう娯楽に興じることが果たして人間の人生として…
こんにちは。今日は記録的な豪雪でした。車が動かなくなり、何度も人に助けられて人との繫がりを感じました。雪で外出が出来ない状況にストレスを感じますが、例えば戦時中の空襲の時とかはこの感覚の何倍もの思いがあったのでしょう。最近中島京子原作の山…
こんにちは。夏目漱石の「それから」(1909)をまた読んでいます。僕は夏目漱石の登場人物の言葉遣いが好きです。真似したくなるような如何にも物語っぽいような言葉遣いです。そして明治時代の世界に思いを馳せると、たった100年前ですがすっかり変わってし…
こんにちは。エリック・ロメールとクロード・シャブロル共著の「ヒッチコック」(1957)を買いました。ヌーヴェル・ヴァーグ作品を最近観ていて、ヒッチコック作品に見られる映画の虚構性と、ヌーヴェル・ヴァーグが目指していた外ロケ撮影、即興演出などは…
こんにちは。エドワード・ゴーリーは「ネバーエンディングナイトメア」(2014)というゲームのグラフィックがこのエドワード・ゴーリーの絵柄からインスパイアされて制作されたことから知りました。実は以前からamazonのホームに「うろんな客」(1957)が出…
こんにちは。amazonでBlu-rayを買いました。ヌーヴェル・ヴァーグは一通り観てみます。この映画は主人公のアンヌ(ベティー・シュナイダー)が勉強しているシーンから始まります。物音がして隣の部屋を見に行くと女がいてそこで他愛のない会話をします。何故…
こんにちは。この映画何処となくダーレン・アロノフスキーの映画に似ています。特に「マザー!」(2017)に似ています。韓国映画はあまり観ていないので、下手なことは言えませんが、やはり顔のアップが多いです。何故そう思ったのかというと、所謂韓流ドラ…
こんにちは。amazonで頼んでBlu-rayが来ました。どこかの掲示板で一期の「前略おふくろ様」(1975)は主人公片島三郎(萩原健一)の板前としての成長に重きをおいていて、板頭の村井秀次(梅宮辰夫)との師弟関係や渡辺かすみ(坂口良子)との淡い恋愛など良…
こんにちは。グレゴリー・アンド・ザ・ホークというミュージシャンを知りました。音楽よりも先に「モーニー・アンド・キッチン」(2008)というアルバムのアートワークに惹かれました。少女が俯いて背を向けている絵なのですが、とても可愛いです。最近は音…
こんにちは。主演のファニー(レオニー・スーショー)の顔立ちはジョディ・フォスターと宮崎あおいを足して2で割った感じです。映画のキャストで顔が誰かに似ていると、どうしてもそれが気になってしまう質です。監督のローラ・ドワイヨンはフランスの映画監…
こんにちは。主演のティッピ・ヘドレンが若尾文子に似ています。これを観て改めてヒッチコックについて調べたのですが、ヒッチコックは絵コンテを元に映画を作っていて、一度決めた構図からは変えない主義だったようです。色々書きたいことがあります。まず…
こんにちは。「映画を書くと頭が疲れる」で紹介されていたので観ました。調べてみるとソフト化されていない作品らしいのですが、YouTubeに奇跡的にありました。今アルフレッド・ヒッチコックの「鳥」(1963)を観ていて、それがこれでもかというくらいに切り…
こんにちは。山窩について調べていて行き着いたのがこの映画でした。1985年の作品ですが、まだ日本にこんなに古き良きロケーションがあったのか、というくらいに風景が美しい映画です。序盤の展開が伊予の方言なのか全く理解できなくて困りましたが、後にテ…
こんにちは。パッケージがとても神秘的で、しかも数々の賞を獲ったらしいということからアットホームな映画なのかな、と思っていたら冒頭から主人公のイライザ(サリー・ホーキンス)の自慰行為があって驚きました。しかしこれには漠然とした意味があって、…
こんにちは。ふと思ったのですが、最近自分がホラー作品ばかり観ていることに気づきました。そして中でも僕は短編ホラー作品が好きです。理由は恐怖を味わうために手軽に観れてかつ無駄を削ぎ落とした構成だからです。だからこそ一見それはリアリティが無い…
こんにちは。以前一度観たことがあります。始まり方がホラー映画として理想的なこんなに幸せな家族が、という展開です。この「オーメン」(1976)のストーリーはその後のホラー映画のスタンダードになっていると思います。それまでにもこういった形式の映画…
こんにちは。11月が終わります。どうでも良いことですが、インターネットでおおた慶文の画像を漁っているときに、「アウスレーゼのブログ」というところで、おおた慶文の「雲にのぼる日」(2012)という絵がありました。これは明らかに増村保造の「青空娘」…
こんにちは。YouTubeで観ました。石井岳龍(聰互)は黒沢清が所属していたディレクターズカンパニーに同じく居た一人です。変な映画でしたが、面白い映画でした。黒沢清の「CURE」(1997)は様々な映画からの影響が言及されていますが、この「エンジェル・ダ…
こんにちは。原田眞人は役所広司目当てで観ていたときに「関ヶ原」(2017)、「日本のいちばん長い日」(2015 )とかを観ました。本作の撮影監督が黒沢清も多く、というか「LOFT」(2006)以降の作品の撮影監督を殆ど務めている芦澤明子です。この映画は以前…
こんにちは。面白い映画でしたが、やはりラストの救いのない展開は確かに観ていて気持ちの良いものではありません。しかしそれはこの残された高倉家族と西野澪(藤野涼子)のその後の人生のことを考えての展開だと思いました。この映画はキャッチコピーにも…
こんにちは。伊丹十三の映画は「マルサの女」(1987)、「スーパーの女」(1996)などを観たことがあります。映画を観ていてフェデリコ・フェリーニに似ている、と思いました。私生活においても伊丹十三とフェリーニは似ていて、妻を自分の映画の主演として…
こんにちは。鳥山明は「ドラゴンボール」(1984)が有名過ぎてこちらの「Dr.スランプ」(1980)が忘れられがちですが僕は絵としてはこちらの方が好きです。言うまでもなく上手いのですが本当に嫌味なく上手いというか正直言えばこんな感じに憧れています。毎…
こんにちは。ダーレン・アロノフスキーはアメリカ合衆国出身らしいです。そして僕はやっぱりこの監督が好きです。映像は「マザー!」(2017)と同じく、基本的にカメラが主人公から離れず、ハンディカムでドキュメントっぽい印象を受けます。今敏好きを公言…
こんにちは。以前何となくTVを観ていてBS12を回したときにこれが放送されていて、凄くビックリしました。なのでシリーズ一作目の「勝手にしやがれ!!強奪計画」(1995)だけは途中から観ましたが、「勝手にしやがれ!!脱出計画」(1995)、昨日放送されて…
こんにちは。ずっと観たかった作品でした。amazonプライムビデオで観ています。今日観始めてまだ2話までしか観ていないのですが、一応感想を書いておきます。1話「いかないでおかあさん」は「アルプスの少女ハイジ」(1974)と同じく主人公の離別から始まり…
こんにちは。ジェームズ・キャメロンの「ターミネーター2」(1991)はこの映画からかなり影響を受けていると思います。個人的なことで今モンド映画にハマっていることもあり、モンド映画といっても「デスファイル」(1989)とかですが、それに比べれば映画の…
こんにちは。ひさうちみちおの代表作です。1988年から1990年にガロで連載されていました。「日本短編漫画傑作集5」にひさうちみちおの「山本さんのおじいさんの場合」が載っていてそれからまたひさうちみちおが気になりだしてamazonで購入しました。ストーリ…