2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは。10月終わります。最近は精力的に観たことのない映画を観ています。そしてイタリア建築に対する興味が湧いてきています。正確に言えばイタリアンホラーに登場するゴシック建築みたいなあの仰々しい感じが良いのです。水木しげるの「墓場鬼太郎」(…
こんにちは。篠崎誠、黒沢清の「恐怖の映画史」(2021)をkindleで買って読んでいます。これは僕だけかもしれませんが、こういう講演を文字に起こしたような文章を読むときに自分の頭の中で、勝手にその映像を想像して、何なら音声も黒沢清の喋り方はかなり…
こんにちは。画面の比率が1:1という珍しい映画です。普通映画のスクリーンは、ワイド(16:9)か、シネマスコープ(2.35:1)のどちらかが一般的ですが、スクリーンの両脇に黒い幕がある正方形の1:1という比率は、不思議と映画を観ている感覚ではなく、漫画の…
こんにちは。久々に観ました。そしてやっぱり面白かったです。今回DVDで鑑賞して、初めて観たのは多分金曜ロードショーで観たと思いますが、地上波ではカットされているシーンが結構ありました。というかそれを思い出せるくらい一つ一つのシーンを覚えていた…
こんにちは。amazonプライムビデオで観ました。ピンク映画とアダルトビデオの違いは、本番をしているか、していないかです。ピンク映画の場合は役者は前張りと呼ばれるものをお互い局部につけて、全て芝居で行為をします。ピンク映画、と呼ばれるものを僕は…
こんにちは。何度か観ているアニメーション映画の一つです。監督の一人グザヴィエ・ピカルドはフランス人らしいのですが、それも頷けるフランスっぽいお洒落な映画です。他の方の感想を読むと、ストーリーの不条理さについて引っ掛かっている方が多いようで…
こんにちは。かなりのシリーズになっている映画ですが、初めて観ました。モキュメンタリーの形式を採っている本作ですが、正直僕はあまり好きではありませんでした。インターネットで調べてみると好きな人と嫌いな人の賛否両論に分かれていて、それも頷ける…
こんにちは。映画の邦題によくあるのですが、原題と全く違うタイトルになっているものがたまにあります。例えばクリント・イーストウッドの「ハドソン川の奇跡」(2016)は原題は「SULLY」です。この「サスペリアPARTⅡ」(1975)の場合はもっと酷く、「サス…
こんにちは。10月も半ばを過ぎました。やる気が出ません。色々なことがあってそれどころではない、ということもあります。最近は趣味が固定化してしまっていて、刺激がないからかもしれません。ゲームとかもしたいのですが、限られた時間を使う中で、どうし…
こんにちは。増村保造がイタリアの映画から影響を受けたことから、イタリア映画に興味が行き、その流れでダリオ・アルジェントの「サスペリア」(1977)を観ました。とにかくオープニングが格好良い映画です。まず主人公のスージー(ジェシカ・ハーパー)が…
こんにちは。凄い映画でした。そして恐い映画でした。まず冒頭から主人公の西さくら(若尾文子)のナレーションが恐ろしいです。まるで死者の怨み言のように低い調子で戦争の悲惨さを伝えます。この映画は戦争映画であり、メロドラマでもあります。しかし普…
こんにちは。感動しました。凄く面白い映画です。増村保造はもっと観ないといけないと思います。映画のファーストカットがカメラのアップというのはとても示唆的です。優れた演出だと感じます。観る前に増村保造の映画における若尾文子の軽やかな身体性、と…
こんにちは。色々書きたいことがあります。以前一度観たことがあったのですが、監督の名前を知ってかなり驚きました。増村保造は黒沢清が「スパイの妻」(2020)のインタビューで言及していたので、気になっていた映画監督でした。観ていて、後に増村保造が…
こんにちは。最近ゆらゆら帝国のライブ音源をまた聴いています。個人的に2007年から2008年くらいのゆらゆら帝国がバンドとして一番脂が乗っている気がします。2009年くらいになると、また違うフェーズに入ってそれはそれで好きですが、バンドとして完成して…
こんにちは。amazonで注文して読みました。原作となる太宰治の「人間失格」は1948年に書かれました。僕はこの辺りの、特に明治から大正、昭和初期くらいにかけての文学に疎く、今回改めて調べ直しました。例えば夏目漱石は明治から大正に活躍した作家で、芥…
こんにちは。今のものも観ないといけない、と思い借りてみました。オープニングの不穏な始まり方が何気に良かったです。あと音楽が良いです。僕はピクサーもディズニーもあまり観ないので、正直CGのクオリティはよくわかりません。子供向けの映画であるので…
こんにちは。目標が決まりました。漫画です。今日はとても劇的なことがありました。それに触発されたこともあります。自分の年齢の問題もあります。やはりこういうときは運命を感じます。 hello. The goal is set. It's a cartoon. Something very dramatic …
こんにちは。色々な意味で面白い映画でした。ダーレン・アロノフスキーは「π」(1998)を観たことがありました。観ていて一番気になったのは主役のジェニファー・ローレンスが異常なまでに画面に映っていることです。映画を通して観て体感8割くらいジェニフ…
こんにちは。何故観たのかというと、黒沢清が出ているシーンが観たかったからです。本作はモキュメンタリーの形を取っています。白石晃士の作風としてシリアスな笑いを意図的に仕組んでいる感じがします。前半は通り魔事件や派遣社員のリアルな生活、江野祥…
こんにちは。色々他の方の感想を読みました。僕が見たものは大体胸糞が悪くなる、しかし映画としては傑作だ、みたいな感想が多かったです。僕はあまりそうは思いませんでした。勿論犯人たちの行動の理不尽さは理解出来ますが、とにかくワンカットが長く感じ…