ミヒャエル・ハネケ監督作品 ファニー・ゲームについて Directed by Michael Haneke About Funny Games

こんにちは。色々他の方の感想を読みました。僕が見たものは大体胸糞が悪くなる、しかし映画としては傑作だ、みたいな感想が多かったです。僕はあまりそうは思いませんでした。勿論犯人たちの行動の理不尽さは理解出来ますが、とにかくワンカットが長く感じました。特に犯人が去ったあとのワンカットは凄く長かったです。残酷描写を見せないことも演出としてそうしたのでしょうが、僕は見せて欲しかったです。ミヒャエル・ハネケは初めて映画を観ましたが、あまり映像に関心が無い監督なのかな、と思いました。それと皆胸糞が悪くなって二度と観たくない、みたいなことを書いていましたが、正直僕はそこまで不快とは思いませんでした。それは元々映画に感情移入しないからかもしれませんが。主演のウルリッヒ・ミューエは他の方も指摘していましたが、「ユージュアル・サスペクツ」(1995)のケビン・スペイシーに似ています。