最近考えていること

こんにちは。昨日見た夢の話をします。僕は恐らく中学生か小学生くらいの年齢でした。場所は判然とせず恐らく暗い映画館か学校の特別教室のような場所でした。どんな風に座っていたのかも分かりませんがとにかく僕は座っていて前の席に女の子が座っていました。周りには恐らく同級生たちが大勢居ました。僕の視点は膝の上にある自分の手にありました。その時前の席の女の子が僕の手に自分の手を重ねて来ました。でもそれは間違って触ってしまった感じだったのでそのままにしていました。するとその手が僕の手の甲を引っ掻きました。手の甲を爪で引っ掻くと白い線が出来ると思いますが夢の中でその白い線までがはっきり見えました。僕は何故そんなことをするのか尋ねました。女の子は何か言い僕も何か言ってみたいなそんなやりとりが数回ありました。というだけの夢ですが恥を忍んで言うとそれは僕の初恋の人でした。この年齢になってまでそんな夢を見てしまう自分が情けなくも純粋だなと思います。今日起きて数分経ってからそういえばそんな夢を見たなと思い幸せな気持になってすぐに現実との差に落ち込みました。他人の夢の話を聴いていると細かい描写まで覚えている人が居ますが僕の場合はブログに書くために便宜上色々と状況描写をしましたがはっきりと覚えているのは引っ掻かれて手の甲の白い線が見えたことと大勢が集まっている中でその女の子が前に居たこととその女の子と話したことくらいです。何故その女の子だと分かったのかも分かりません。でもその引っ掻かれる感覚や手の温度はリアルに感じました。どうしてこんな夢を見たのか原因は一つしかありません。前日に楳図かずおの漫画を読んだからです。確か昨日子どもの頃なら悪夢を見たかもしれませんみたいなことを書きましたが今でもきちんと夢を見れました。

20240427

昨日書き忘れていましたが僕が引っ掛かったのは僕にはこんな経験がないことです。一番近いのはエドワード・ヤンの「ヤンヤン 夏の想い出」(2000)で女の子のスカートがめくりあげられるのが印象的な暗室で資料映像を見るシーンです。楳図かずおの漫画にもこんなシーンは無かったのですが一つあるとしたら楳図かずおは手にクローズアップしたようなコマを良く使うのでそこから連想して僕の脳が作り上げたのが一昨日の夢だったのでしょうか。