2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

今敏監督作品 千年女優について

こんにちは。この作品についての考察は須川亜紀子の「非完結性と女性表象」というPDFが非常に参考になりました。しかし今はインターネットで調べても出てこないので、今回は少し引用して感想を書きます。それから今敏の作品を今回見直してみて、僕は知らず知…

最近考えていること

こんにちは。最近は映画や漫画の感想ばかりだったので今考えていることを書いておきます。天体望遠鏡を買いました。しかし僕が思っている感じではなく正直微妙です。まあこの機会に星のことを調べつつ宇宙のことも勉強したいと思います。それとベースも買い…

今敏監督作品 東京ゴッドファーザーズについて Directed by Satoshi Kon About the Tokyo Godfathers

こんにちは。最近考えていたのですが、今敏は大友克洋や宮崎駿のように自分で絵を描けるタイプの作家なのですが押井守や髙畑勲のように話がストーリーを中心に構成されている、という珍しいタイプの作家です。個人的に一番バランスが良い作家だと思います。…

サム・ペキンパー監督作品 キラーエリートについて

こんにちは。今、天体望遠鏡が欲しいです。ふと星が見たいと思ったのです。単純に綺麗だということもありますし、今考えている漫画でも使えそうです。星は普段意識しませんが夜になると空に現れます。なんかそれが突然気になったのです。サム・ペキンパーは…

大友克洋監督作品 スチームボーイについて

こんにちは。「AKIRA」でも「MEMORIES」でもなく「スチームボーイ」です。大友克洋はニューウェーブの一人ですが、そのなかでも一番日本の漫画界に影響を与えたのではないでしょうか。手塚治虫が築いた漫画のスタイルを壊したのは大友克洋でしょう。大友克洋…

伊藤潤二 うずまきについて

こんにちは。伊藤潤二も好きな漫画家の一人です。本人も公言していますが、大友克洋や楳図かずおの影響を受けていて絵が抜群に上手いです。あと女の子が可愛いです。でも一番の特徴は話にあります。「うずまき」の場合はうずまき模様が話の主軸におかれ、そ…

ひさうちみちお 夢の贈物について

こんにちは。ひさうちみちおについて書く前にニューウェーブに書いておく必要があります。ニューウェーブとは、まあ今の時代インターネットで調べれば一発で出ますが、1970年代から80年代初頭に現れた新しい漫画のことです。それまで漫画は少年漫画、青年漫…

清水崇監督作品 こっちを見ないでについて

こんにちは。ずっと昔に観て面白かった記憶があった作品です。今回詳しく調べると2003年の「幽霊VS宇宙人」というオムニバス映画の一編だったようです。清水崇は「呪怨」が有名です。僕はビデオ版、映画版両方好きですが、恐いのはビデオ版の方です。ホラー…

ロマン・ポランスキー監督作品 袋小路について

こんにちは。まず関係ない話をします。この1週間映画を沢山観ました。主にフェリーニとポランスキーですが。昔の人が作った映像を見ていると、昔は映像を写して編集して物語が出来ることが如何に物凄い事だったかがよく分かります。だからこそ映画監督は高い…

フェデリコ フェリーニ監督作品 サテリコンについて

こんにちは。まだ全部観ていないのですが書きます。インターネットで他の方の感想も読みましたが大体僕と同じ感想でした。何故途中で書いているかというと、情報量が多すぎるからです。ストーリーはありません。極彩色の衣装の人間がカットを跨いで前景、中…

ロマン・ポランスキー監督作品 水の中のナイフについて

こんにちは。関係ないですがロバート・アルドリッチの「悪徳」も観ました。舞台の話を下敷きにしているらしく、主に室内の会話劇で物語が展開していきます。舞台を映画のようなカット割やアップや引き、カメラのパンなどで撮ったら、こうなるだろうという作…

フェデリコ フェリーニ監督作品 道について

こんにちは。名作というのを聞いて観ましたがやはり名作でした。序盤で既に面白くなるだろうな、というのが設定でわかります。ジェルソミーナを演じたジュリエッタ・マシーナの演技がチャップリンぽいなと思ったら実際そういう評価を受けているみたいです。…

門井肇監督作品 休暇について Directored by Hajime Kadoi About vacation

こんにちは。この映画も何度も観ている映画のひとつです。映画の感想ってその映画を観ながら考えたことなので、別に本当に監督がそういう意図で作っていなくても僕がそう感じたということが大事だな、と思ったのでそういう風に書いていきます。刑務官という…

ロマン・ポランスキー監督作品 告白小説、その結末について

こんにちは。とんでもない映画を観ました。とりあえず滅茶苦茶面白かったです。観ていて色々考えることがありました。なんでこういう映画が作れるのか分かりません。ポランスキー凄いですね。2017年の映画なので当時で84歳くらいです。こういう映画を観ると…

映画と漫画について

こんにちは。今考えていることに映画と漫画の違いということがあります。この二つの媒体は似ています。ストーリーがあり、出演者がいて、照明、編集、カット割、レイアウトがあるところも似ています。決定的に違うのは映画は光と音、漫画は文字と絵でできて…

ミッシェル・オスロ監督作品 夜のとばりの物語-醒めない夢-について

こんにちは。ミッシェル・オスロは前に「キリクと魔女」を観たことがあります。たしか髙畑勲とのトークセッションみたいな映像特典がついていました。「キリクと魔女」はフランス人が作った、ということを知ってとても驚きました。僕は勝手にどこかの少数民…

シルヴァン・ショメ監督作品 ベルヴィル・ランデブーについて  Directed By Sylvain Chomet's About The Triplets of Belleville

こんにちは。まずこの映画の前に最近観た映画について短く書いておきます。マイケル・デュドク・ドュ・ヴィットの「岸辺のふたり」を観ました。何故観たかというと、髙畑勲関連のPDFを読んでいてこの作品の言及があったのと、黒沢清の「岸辺の旅」に繋がるか…

松岡錠司監督作品 トイレの花子さんについて Directed by Joji Matsuoka About Hanako-san in the toilet

こんにちは。この映画を観るのは3回目です。今考えている漫画の参考にしようと思い観たのですが、やっぱり好きでした。色々書きたいことがありますが、まずあらすじを書きます。冒頭の殺人事件の被害者と思われる小学生の黄色い帽子が排水口から流れていくシ…

最近考えていること

こんにちは。ブログの本来の意義は日々の何気ないことを記録として残すことあると思います。なので最近考えていることを書きます。映画の中で人が死ぬシーンを観ると悲しいですが、でも実際にはその役者は生きていることも同時に理解できます。死というもの…

黒沢清監督作品 アカルイミライについて

こんにちは。7月に入りました。まだ月の目標を決めていないのですが、現状維持で行きたいと思っています。ルーティンワークはまだ続いていますが、やはりもう少し飽きはじめています。僕はダメです。同じことをずっと続けられる人を尊敬します。黒沢清はほぼ…