こんにちは。面白かったです。カンニング竹山の演技が予想以上に良いです。顔が役者っぽいからでしょうか。その他のキャスティングも良くて特に鶴田真由と山下リオの母娘が素晴らしいです。実際の母娘がこんな感じなのかは知りませんが二人とも父親を理解して尊敬している感じが上手く出ています。こういう動物映画はよくありますがこの映画は演出が淡白でそこでリアリティのバランスが取れています。冒頭の展開で分かるようにこの世界には本当に悪い人間は出てきません。でもこういう世界観は嫌いではありません。一番良かったシーンは鶴田真由が懇々と猫を飼えない理由を言って初め余所余所しかった娘が父親のために反論するところです。出ている猫は役者猫らしく「やっぱり猫が好き2007」とかにも出ています。あと劇団天然工房の塚本康博と斎藤みつじが出演していました。
