こんにちは。ともさかりえは「友子の長い夜」（1995）で好きになりました。やはりコメディが出来る俳優は演技が上手いと思います。このドラマは全体的に演出が古臭いのですが途中にトレンディ・ドラマに対する言及があることから深読みすればそれへの皮肉かなと思っていましたがどうやら本当にただ古臭い演出をしていただけだったようです。サブタイトルをパソコンのキーボードで入力しているような演出もかなり古いです。山本太郎は意外と良かったです。色々書きましたが僕としては3話くらいから面白くなってきました。正直最初は小林聡美が出ているから観ていましたが武田真治とのビンタの応酬とか大杉漣との言い合いとかが予想以上に良かったのです。それから小林聡美は相当役を選んでいる気がします。具体的に言えばベットシーンが無いのです。このドラマもキスシーンは疎かハグすらも無かったと思います。別に見たい訳では無いのですがここまで無いと逆に気になります。でもその辺りが他の女優と一線を画しているところなのかもしれません。
