最近考えていること

こんにちは。3月になりました。キム・ヨンギョン監督作品「殺人漫画」(2013)を観ました。良く考えるとこれって大場つぐみ小畑健の「DEATH NOTE」(2003)に似ています。良いなと思うのは例えば名前を忘れましたが若い刑事が恋人との結婚を許された日に交通事故で少女を轢いてしまうシーンで刑事は車の下敷きになった少女を助けようとするのですがその時に耳元のイヤホンから恋人が両親が婚約を許してくれたことを知らせます。非常に映画的です。最近「いつだって最終回」というブログを良く読んでいます。映画をとても短い言葉で表現していて凄いと思います。黒沢清「叫」(2006)をまた観たのですが今観るとこんなに格好良い映画だったのだなと思います。僕は初めて観たのが多分5年前くらいですがその時には何でこんな話なんだろうと思ったことが今観るとそれしかない正解に見えます。3月の目標は最近色々な映画を観ていて感じるフェデリコ・フェリーニをもう一度観ることにします。フェリーニの書籍を調べてみても恐らく海外にはあるのでしょうが日本では無いみたいです。宮崎駿の「君たちはどう生きるか」(2023)にしてもアリ・アスターの「ボーはおそれている」(2024)にしてもフェリーニの影響を感じます。春めいて来ましたね。最近自分の人生の残り時間を意識するようになりました。前から意識はしていて使い古された言い回しですが考えたらめっちゃ少ないなと思います。暖かくなってきて何故か少しだけ憂鬱な気分になっています。