最近考えていること

こんにちは。スタンリー・キューブリックの「時計じかけのオレンジ」(1971)を観ました。序盤は完全にフェリーニだと思っていたら途中からゴダールみたいになってきました。早回しもすればインサートで関係ない映像を挿し込んだり絶対キューブリックはやらないだろうと思うようなことをしていました。展開も錯綜していてまるで即興で撮ったみたいな映画でした。しかしこの映画には原作があるらしくそして近未来の設定らしいので変な言葉遣いをしていました。1つ思ったのは映画にしろ漫画にしろやっぱりここまで訳わからないものを作ったって良いんだということです。僕は最初観たときに無音で観ていたのですが音有りで観ると全く印象が変わりました。正直無音の方が良かったです。昨日は図書館に行っていました。また4時間くらい集中して作業出来ました。図書館あるあるだと思いますが隣に居る人よりも頑張ろうと意地を張ることがあります。そして1時間くらい経って隣の人がまだ作業しているなと思いそっと目をやるとそれは椅子だったりします。つまり僕は居ない人と対決していた訳です。一々見ないので目の端のぼんやりした輪郭で人間だと思っていたら椅子とかテレビとかだったりします。ちょっと虚しくなりました。