最近考えていること

こんにちは。6月が終わります。今月は非常に充実していました。漫画も何とか進んでいます。大森美香の「プール」(2009)を観ました。今まで散々小林聡美の出ている映画を観てきましたが彼女は一貫して同じテンションの演技です。これは決して否定的な意味ではありません。それはつまり確固たる確信があるからこそ同じテンションで演技が出来る訳で前にベットシーンが無いと書きましたがそれにも通ずる女性の芯の強さというか映画という男が主役の世界で女としてのプライドがある感じがします。そして劇中のギターの弾き語りが大変良かったです。もう言う事ありません。最近地上波のテレビを少しだけ観ることがあるのですが本当に詰まらなくなってしまいました。クイズ番組か動物番組か撮ってきた映像を芸能人たちが観る番組しか無い気がします。そしてその撮ってきた映像を観る番組ではCMの前に芸能人のわざとらしいリアクションが映り映像の途中でも芸能人のリアクションがインサートされます。正直僕は気持ち悪いと思うのですが僕の親はそれに気付いてるのかいないのか普通に観ています。最近思うのはどうせ歴史は同じことを繰り返すので50年周期ぐらいで区切ってまた同じ番組を同じ構成で放送する方がまだ面白い気がします。勿論時代によって出来ないこともあるでしょうからそこは柔軟に変えても良いのです。一番駄目なのは実験的な番組が無くなったことです。観ていておっと思うような番組を昨今本当に観なくなりました。それもこれも全てはお金の問題だと思います。