こんにちは。西野カナのベスト・アルバム「Love Collection 2 〜pink〜」「Love Collection 2 〜mint〜」（2018）を聴きました。僕の中で彼女は小津安二郎や伊藤潤二と同じ系譜のクリエイターだと思いました。同じテーマを自分の中で何度も何度も切って出していることが凄いです。アルバムには全てLOVEという言葉が入っている徹底ぶりです。歌詞も確かに男の僕でも少し共感出来る歌詞ですし何よりも歌い方が自然で良いです。Avril Lavigneの「Under My Skin」（2004）を聴きました。僕が唯一持っているAvril Lavigneの「Let's Go」（2002）は彼女のデビュー・アルバムでありその次に出したのがこの「Under My Skin」です。一番気になったのはギターソロが全く入っていないことです。全曲ギターは入っているのです。むしろギターのジャキジャキしたリフが曲の推進力になっているのがほとんどです。しかしギターソロが無くギターソロが来そうなところはあるのですがえっ来ないの？という感じになります。ここまで入っていないのは逆に不自然なので昨今も言われているギターソロの是非について超先取りして考えていたのかもしれません。
