こんにちは。YUIはたまに聴きたくなります。僕もあまり詳しくないのですが、夢を追いかけてギター一本で東京に出てきた、みたいたイメージです。なので彼女の音楽を聴くとそういう気分になります。僕は男です。勝手な想像ですが、女性は男よりも夢を追いかけるにも柵が多いと思います。本当に勝手にそう思っているだけなのですが、YUIのアルバムを年代順に聴いていくと、女性としての幸せとアーティストとしての幸せの間で揺れている印象を受けます。僕が初めて聴いたのは「che.r.ry」が入っている「CAN'T BUY MY LOVE」でした。このアルバムは若さを感じます。というかロックな曲が多いです。「umbrella」はあまり有名ではありませんが、結構良いです。「HOLIDAY IN THE SUN」は前作から2年位の間を空けて発表されました。僕はこのアルバムが一番バランスが取れていて好きです。キャッチーな曲も堂々とやっている感じがあって、なにか音楽の確信を掴んだのでしょう。アルバムの最後の「kiss me」はYUIの曲の中で一番好きです。
夢を追いかけることは必ずしも良いことばかりではありません。YUIの音楽はそういった夢の両義性を持っています。だからこそ、なにかを頑張るときの応援歌になります。彼女は今また音楽活動を再開しています。女性のアーティストは年齢を重ねる内に音楽性も変化していくことが多いと思います。稀に矢野顕子や宇多田ヒカルなどの初めから完成している天才も居ますが。これからの音楽に期待しています。
