こんにちは。AppBankを創った宮下泰明のインタビューを観ました。大変刺激を受けました。彼はかなり癖のある喋り方で中々解りにくい、それもわざとかなと思ったりしますが面白かったです。人生は暇潰しだという話は聞いたことがあったのですが、改めて自分の平日の一日の生活を省みると70％は無駄なことをしていて、残り30％で将来のためのこととかをしています。休日はまた違いますが、最も多い平日の時間の使い方を考えると如何に人間が無駄なことに時間を使っているかが分かります。しかしそれは大切なことだということも同時に理解していて、じゃあどうすれば良いのか、どうすることも出来ないのですがそれを享受して生きていくしかないのだろうと思います。また常々考えている第一次産業と第三次産業の話があって、僕は漫画家になりたいのですがそれは第三次産業で語弊がありますが無から無を生む仕事です。第一次産業は無から有を生む仕事で非常にわかりやすい社会的意義があります。しかし所詮はないものねだりでずっと社会的意義を感じ続けると今度は反対の主観的幸福感を欲しがって、という対になった関係なのだろうと思います。そして今僕は漫画をまた描こうと考えていてそのことから逃れるために社会的意義を求めて宮下泰明のインタビューを観てしまったのだろうと思います。世の中の全て無駄だと思えば無駄なのですがそう考えるとこの世は闇です。それはあまり宜しくない考え方なので心の片隅で留めることにしておきます。
