こんにちは。漫画の進捗が完全に停滞しました。完全に情熱が冷めてしまっています。今、９日なのでもう無理かもしれません。ブログを書くにあたり、初めにも書きましたが、この場所は僕の考えていることの日記のようにしたいので、あまり愚痴っぽくはしたくないのですが、漫画を描くことは本当に心技体が充実していないと描けません。勿論クオリティーを求めなければ幾らでも楽はできますが、それでは僕がやる意味がないと思うので僕としてはまた自分の波が来るのを待つしかありません。本当にひとりでやっているので誰の言葉も慰めにもならないですし、明日の自分がやる気を出してくれることを祈ってます。話変わりますが、大人になると多かれ少なかれ矛盾を抱えることになります。どういうことかというと自分の理想とする人間像から乖離する、ということです。例えば、仕事で上司のやり方に不満があっても言えないことや、あまりの疲労で普段親切に心がけている人でもできなかったりします。大人の世界は厳しいです。上の例は僕の実体験ではありませんが、働くようになると少しだけ社会の仕組みが見えるようになります。なぜこんなことを考えたのかというと、漫画をひとりで描いているときの自分はそういう矛盾が全くない状態だと気付いたからです。別に誰のために描いているわけでなし、誰かに描けと促されるわけでなし、全て自分のため自己満足のためだけに描いています。それは僕にとっては結構幸せなことです。多分多くの人間には共感してもらえないと思いますが。ひとりひとりといっていますが、現実には一人でも心の中には、井上雄彦、宮崎駿、高畑勲、押井守、今敏、黒沢清、ロマンポランスキー、おおた慶文、司馬遼太郎など僕の尊敬する色々な作り手たちが犇めき合っています。だから今自分がやっていること、やりたいことに自信があります。誰になにをいわれてもその人たちの作品が僕の中にある限りは僕は描き続けられると思います。こんなことを書いてまで自分の士気を鼓舞しようとしています。今「竜馬がゆく」を読んでいるからかもしれませんが、明治維新を生きた先人たちがそうであったように我々も過激な文章を読んだりして気分が高揚します。僕の場合は最早自作自演ですが、これを書くことによって今胸につっかえている言葉を吐き出すことができます。いや描けますかね。描きたいですね。
