CGについて

こんにちは。別にCGについて詳しい訳ではありません。ただ、最近考えていることに繋がっているというか、昔から興味があったといえばありました。ブログに書くことは自分の頭の整理と、その事について改めて調べる確認作業になって、とても良い趣味ですね。なにかというと、黒沢清についてです。最近黒沢清の作品やインタビューをみてまた好きになっています。黒沢清の映画をみると、映画について撮った映画をずっと作っている印象を受けます。僕も拙作ながら自分で漫画を書いたりするので分かるのですが、作品をある程度作っていくと、初めの方はその時の流行りのものに影響を受けたりするものですが、段々と自分の根っ子の部分が出てこざるを得ない、というか結局自分の本当に描きたいことしか書けない訳ですから、作れば作るほど純度が高くなっていく訳です。映画と漫画は違いますが、よく似たメディアだと思っています。あと黒沢清の色々な映画から影響を受けてできた映画を観て、ゴダール、フライシャー、ポランスキー、カーペンター、などの海外の映画に触れ、世界が広くなりました。僕の傾向として、自分の好きになった人の尊敬している人を調べて、数珠つなぎのように、新しいことを知っていくということがあります。例えば音楽では奥田民生から矢野顕子井上陽水、LED ZEEPERIN、 AC/DCを知りました。話が逸れましたが、黒沢清のインタビューを読んでいて、映画のCGについて書かれているものがありました。確かスピルバーグについて書かれたインタビューだったと思います。映画は今や全てCGで作れるようになりました。しかも現実の世界と遜色ない、いやそれ以上の映像が撮れるようになりました。僕も何本か観たことがあります。先に結論をいうと僕はあまり好きではない、という言い方になります。これは非常に複雑な問題なのですが、僕の立場ではそういわざるを得ないのだろうと思います。どういうことかというと、僕はやっぱりローテクの人間なので、漫画も手描きに拘りますし、音楽も電子音より楽器の生音のほうが良いと考えます。映画も当然今そこで起きた現象を撮ったという実写の方が良いと思います。我ながらステレオタイプなことを言っているのは判っています。この先の時代はどんどんハイテクになっていき、本当にターミネーターのような世界になるかもしれません。僕はまだ懐疑的な方なので、ハイテクなものに一定の距離を持つことができていますが、これを容認した途端に生活はガラッと変わるだろうと思います。これはゲームでも同じことがいえます。VRもそうですが、最近のゲームをやると僕は少し怖くなってきます。大人になったからですかね。とにかく僕のこれは永遠のテーマかもしれませんが、ローテクとハイテクのバランスについて、これからも考えたいと思います。f:id:okabayashisoma:20210613063614j:plain
鳥山明を嫌いな男の子っていますかね。僕は実はドラゴンボールよりDRスランプ派なんですが、またそれについても書きたいと思います。