最近考えていること

こんにちは。今窓の外で雪が降っています。今年は暖冬だなと思っていたら今朝突然冷え込んでもう雪が降っています。去年の冬は車が動かなくなる程雪が降って仕方なく道路の脇に停めて翌日取りに行ったことを思い出します。今日帰る時にフロントガラスに当たる雪をボーっと見ていると一瞬目の前がCGみたいに見えました。具体的に言うと雪が線になって意思を持って動いているように感じました。こういう感覚は創作の時に役立ちます。マイケル・ホイの「Mr.BOO!」(1976)の感想を書く時にパロディ元の映画を調べていて1970年代は完成度の高い映画が多いなと思いました。例えばフランシス・フォード・コッポラの「ゴッドファーザー」は1972年ですしウィリアム・フリードキンの「エクソシスト」は1973年でロマン・ポランスキーの「チャイナ・タウン」は1974年です。もっと古い映画で素晴らしいものもありますし逆に新しい映画で素晴らしいものもありますが何となく1970年代がリュミエール兄弟の「工場の出口」(1895)から始まった映画の歴史の一旦の集大成のような気がします。何というかこの1970年代の映画を観ていると余りにも凄くて全貌が掴めない感じがあります。どうやったらこんなものが作れるのかよく分かりません。また1970年代の音楽も良いです。たまたまなのですが最近好きになったキャロル・キングの「I Feel the Earth Moon」が入っている「つづれおり」というアルバムは1971年制作でレッド・ツェッペリンの「LED ZEPPELIN Ⅳ」も1971年です。無理矢理1971年で繋げるとCanの「タゴ・マゴ」も1971年です。最近昆虫が面白いです。昆虫は外骨格という例えば人間ならば身体の中の骨の上に肉があり皮があるので内骨格ですがその骨に当たる部分が外に出ています。昆虫は宇宙から来たのではないかという都市伝説があるくらいに現存の他の生物とは異なる身体の造りをしています。僕はこういう生物関連の情報をナショナル・ジオグラフィックでほとんど読んでいることに気付きました。生物好きの人は当然知っていると思いますがタイトルとかの付け方が上手いので結構読んでしまいます。