坊ちゃん文学賞 よみ芝居2023について

こんにちは。初めて生で演劇を観ました。初めてだったので色々照明とか舞台の箱馬とかに目が散ってしまって実は最初の一本目はあまり集中出来ませんでした。この「よみ芝居」は事前にYouTubeで観ていてショートショートを原文そのままに舞台化するというコンセプトも知っていました。一本目の「羽釜」は如何にもショートショートっぽい不思議な話だなと思いました。何となく昔話っぽい要素も入っていて羽釜が出て来た時のインパクトもありました。僕が事前に観た「よみ芝居」でも原文では恐らく男性の主人公を舞台では女性が演じていたのですがこれは何故なのでしょう。「再配達」は非常にメッセージ性のある話でした。僕は今までコロナウイルスを直接物語に使うことに抵抗を感じていましたがもう過去になりつつあるコロナウイルスは今こそ作品に使えるかもしれないと思いました。「ジャイアントキリン群」は最後にピッタリの明るい舞台でした。僕の隣の席の方が凄く笑っていました。初めての演劇鑑賞で思ったのはちゃんとご飯を食べて来たほうが良いということです。後半はお腹が鳴りそうになってドキドキしました。それから席は前の方が多分良いです。僕は11:00時開演の所を10:58分くらいに着いたので最も後ろの席しか空いていなくて狭い会場だったので良かったですがもっと前で生の演技を観たかったです。それと演劇の演技はやっぱり映画よりはアニメに近い印象でした。特に今回はショートショートで普通の物語ではなかったからということもあるかもしれませんがそもそも普通に喋る演技だとまず声が聴こえないという問題があるのでアニメっぽい演技になるのでしょう。