キリンジ 7-seven-について

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こんにちは。最近音楽よく聴いてます。平沢進P-MODELとかもちょっと聴きました。僕にはまだ理解できない世界でした。キリンジはやっぱり好きなアーティストです。集中してがっつり聴くというより、時間を置いてちょこちょこ聴いているのですが、良いですね。長く聴ける音楽って確実にその辺の流行りの音楽との違いがあるのでしょうが、なにが違うのかよくわかりませんね。先にキリンジで好きなアルバムを書くと、この「7-seven-」(2008)「3」(2000)、「FOR BEAUTIFUL HUMAN LIFE」(2003)とかです。キリンジといえば堀米泰之の高い男性ボーカルで難しいコード進行のお洒落な曲が多いイメージがありますが、アルバムで通して聴くと、多種多様な音楽が沢山入っていて、贅沢です。特にブラスセクションやコーラスワークが良いです。代表的な「愛のCODA」のコーラスワークはその到達点といっても良いと思います。キリンジの魅力は抑えた音楽にあると思います。つまり上品、達観したようや悟っているような主張しすぎない楽器たちの世界が心地良いです。

2021 1025
今「FOR BEAUTIFUL HUMAN LIFE」を聴いているのですが、始まり方の不穏な感じや曲の構成など「7-seven-」に似ています。というか「FOR BEAUTIFUL HUMAN LIFE」がキリンジの中で一番完成度が高いアルバムです。特に始まりの5曲の流れが心地良いです。ポップでありながら、ハイセンスな別世界に連れて行ってくれます。