最近考えていること

こんにちは。牛原陽一の「堂々たる人生」(1961)を観ました。石原裕次郎の演技を初めてちゃんと観ました。当たり前ですが演技が上手いです。芦川いづみは少しぶりっ子っぽい感じで演技もあまり上手くはないのですがそれを含めて良いです。典型的な大衆映画でとても明るく朗らかな映画でした。芦川いづみは声も顔も伊藤蘭に似ています。僕はやっぱり同じ系統の女性が好きなようです。大島弓子の「秋日子かく語りき」(1987)を読みました。彼女の漫画には同じモチーフが頻出します。死後の世界は「四月怪談」(1979)ですし第三者が観測者として解説していくのは「バナナブレッドのプティング」(1977)と同じです。同じモチーフを使いながらもどれも面白いのはそもそも扱っているテーマが少女漫画とは程遠いようなものでそこで落差があるからこそ少女の心理描写が活きてきます。最近日高のり子YouTubeを聴きました。笑い方が皆口裕子とそっくりでした。日高のり子の声も素敵ですがしかしその後皆口裕子の声を聴くとやっぱり皆口裕子が良いなあと改めて思いました。来月は漫画を始動しようと思います。