こんにちは。また自主制作短編を作りました。今回は小津安二郎をやろうと思って作っていましたが途中から全然小津安二郎じゃなくなりました。作ってみて思ったのは小津調ってひとりで映画を作るために考えられたような気がしました。同じ構図でカットバックすると何テイクも撮っておいて後からどれが良いか編集で選べる利点があります。今回は少し感情的な演技をしてみましたが演じている時は良いと思っても編集の時に見ると嫌になります。やはり僕に演技は出来ません。ほとんど編集で切ってしまいました。前の時もそうですが今回も徹夜しました。気持が昂ぶっているからなのかあんまり眠くならないのです。でも2日分くらいの作業を1日でやっている感じがあって疲れます。自主制作短編は一旦止めます。何故なら他のことが出来なくなるからです。というか観たいものが溜まっているのでそれを消化しないといけません。
20231226
皆口裕子のアルバム「Yuko Minaguchi Special」（1993）がYouTubeに上がっていて僕が一番好きな「好きなんです」が入っているアルバムでした。4曲あってどれも同じく語りと歌があるコンセプトアルバムみたいな感じです。色々突っ込みどころがありますがまず何故か歌詞に車関係の言葉が多いです。高速道路とか車の中の会話まであります。歌詞が古いのはもうご愛嬌で許せますが1曲目の「哀しむ暇なんてないわ」でいきなりとてもお腹が空いてきましたと言うのはおかしいです。というか面白いです。通して聴くとやっぱり「好きなんです」が一番良いです。思ったのはこういう語りがある曲は昨今あまり聴かない気がするのですが意外と良いなと思いました。そもそも昨今の音楽を聴いていないのですが語りは意外と良いです。
