鳥山明原作 ドラゴンボールGTについて

こんにちは。今「ボスコアドベンチャー」(1986)を観ていてこの「ドラゴンボールGT」(1996 )はちょうど10年後の皆口裕子の仕事になります。内容は勿論面白いのですが皆口裕子の声の成長を感じます。この作品は以前に途中まで観たことがあります。その時は皆口裕子の声に対して特に何も思ってなかったのですが今観ると一々良いなあと思います。というかパンが可愛いです。最近漫画とかに出てくるワガママな女の子って可愛いなと思うようになりました。どうせ漫画の世界は色々破綻しているので性格も破綻している方が良いのかなと思います。Wikipediaを見ると前半のスペースオペラのパートは視聴率が低迷したため原作と同様に中盤からバトルをメインにした話にシフトしていったらしいです。まだ4話までしか観ていませんが「ドラゴンボールGT」は主題歌がOPとED共に素晴らしいです。

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ドラゴンボール」に限らず鳥山明の描くキャラクターの笑顔の目の描き方が漫画の中で一番好きです。何というか普通の漫画の線より少しだけ角度が急な線で本当に屈託のない笑顔という感じがします。

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皆口裕子が「Anime Boston 2014」で話していましたが海外では孫悟空悟飯悟天は異なる男性の声優が演じています。しかし日本では野沢雅子が一人で演じ分けているため例えば悟空が喋ったあと悟飯が喋るみたいなシーンでも声が重ならない限りワンシーンで演じるらしいです。皆口裕子もパンとビーデルを演じていてその野沢雅子に習い二人が喋るシーンをワンシーンで演じるのが難しかったと言っていました。そして今日その悟空親子たちが喋るシーンを観たのですがいくら天才で七色の声の野沢雅子でもこれは無理あるだろうと思ってしまいました。つまりそういうシーンを作ってはいけなかったのでしょうがそういう意味で海外のキャスティングは合理的で日本の方が異常なのだと思います。パンは非常に可愛いです。

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6巻まで観ました。個人的なことですが僕が行っているTSUTAYAで「ドラゴンボールGT」の7巻がずっと借りられていて誰か奇特な人が7巻だけずっと借りているのかたまたま僕が行った時に誰かまた他の人が借りているのか分かりませんがとにかく7巻が無いのです。というか「ドラゴンボールGT」は未だに根強い人気があるのかはたまた最近発表された「ドラゴンボールDAIMA」(2024)の影響からか凄く競争率が高いです。

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最終巻まで観ました。パンちゃんは気絶し過ぎです。ドラゴンボールの世界の論理が途中から分からなくなりました。論理というかやっぱり強さの指数が無いのが原因です。つまり悟空がどれだけ強いのかが明確に分からないことが良くないです。いや悟空が相手をすぐに倒してしまったらすぐ話が終わるために引き伸ばしているのは分かりますがそれにしてもそのパターンがあまりにもワンパターンなのが嫌になりました。