無印のドラゴンボールのアニメを久し振りに観た

こんにちは。鳥山明の「ドラゴンボール」(1984)の一番最初のアニメ「ドラゴンボール」(1986)をTSUTAYAで借りて久し振りに観ました。まず高橋洋樹魔訶不思議アドベンチャー!」(1986)でテンションが上がりました。良い曲です。初期はまだ設定や作画がふわふわしています。細かいですが1話で四星球の星の位置が角度によってころころ変わっていたりします。そして悟空が可愛いです。初期は悟空の髪の毛の突起が左右で同じくらいの膨らみになっています。ブルマは本当にお色気担当で事あるごとに下品なことをしています。当たり前ですが「ドラゴンボール」の根幹はやはり7つ集めると願いが叶うというドラゴンボールを集めることなので初期はそれに忠実に冒険ものになっています。何故「ドラゴンボール」のアニメを観たのかいうと今DB芸人にハマっているからです。僕が無印の「ドラゴンボール」を観ていて思い出すのは昔子どもの頃にスカパーのアニマックスで放送していた「ドラゴンボール」を観ながら食べた醤油かけごはんの味です。

20240528

ヤムチャが出てくる話まで観ました。とにかくブルマの扱いが可哀想というか徹底的に下品な役回りを担っています。あと頭身が低いキャラクターの可愛いさにやられました。鳥山明の描く二頭身のキャラクターはもれなく可愛いです。そして「ドラゴンボールGT」(1996)はこの無印の「ドラゴンボール」(1986)を忠実に踏襲していたことに気づきました。ズーナマの下りは完全にウーロンの展開と同じです。10年越しに無印のこのあっけらかんとした呑気な旅の空気を再現しようとしていたのだなと思います。

20240531

クリリンが出てくる話まで観ました。砂漠でクリリンが走っているシーンの作画がめちゃくちゃ可愛いかったです。何と説明したら良いのか手を身体から見て垂直に振りながらつまりフレーフレーのように横に伸ばしながら走っているのですがそれが良かったです。クリリンってこんなに小憎たらしい顔つきだったのですね。悟空の皆から軽いと言われる性格はこれくらいの年齢の男の子の性格の特徴をよく捉えていると思います。亀仙人に切られたしっぽのことを聞かれたときの悟空の返答が妙にリアリティがあって小さい男の子ってこんなこと言うよなと思いました。

20240610

天下一武道会の時に出て来たギランの声優がどう聴いても郷里大輔で調べてみても何故か銀河万丈になっており悶々としていたのですが天下一武道会の後ナムの村に行く話で再び登場したギランは確かに銀河万丈でした。この頃のアニメは声優のクレジットが気まぐれであったり無かったりします。天下一武道会の時に郷里大輔が端役も含めて恐らく3役くらい声を当てていました。というか何故声優が変わったのでしょうか。そしてこの辺りから挿入歌が入ってきます。「めざせ天下一」はやはり格好良いです。他にも謎の挿入歌が突然流れたりして面白いです。

20240703

50話の「海賊たちのワナ」で急に天才的な作画が出て来て驚きました。しかもそのシーンが悟空とクリリンとブルマが敵の罠で海底火山の溶岩に落ちそうになるという比較的どうでも良いシーンで何となく観ていておっとなるくらい上手い作画でした。そして気になってエンドクレジットを見るとその以前にも参加していたのか不明ですが原画で中鶴勝祥がクレジットされていてなるほどとなりました。今「ドラゴンボール超」(2015)を初めて観ています。どうしても納得出来ないのが1話の作画が酷すぎることです。2話を観て何故この作画で1話でやらなかったのかと肝心な1話を良い作画で作るべきだったのではないかと思いました。本気で1話を見てあいいやとなった方もいると思うくらい背景もエロアニメみたいな背景でこれはダメだなと思いました。

20240718

今日ブログを始めてから初めてコメントが付きました。コメントしてくれた方はありがとうございました。こういう時返信したいのですがそのコメント自体が自分の記事に対する共感なのでまた返信しても延々と続くなとそれはしょうがないなと思ってしませんでした。でもちゃんと読ませていただきました。今日悟空がカリン塔に登る話まで観ました。とにかく悟空が可愛いです。そしてこの世界に対する憧れというかそれは一種の退行現象だと思うのですが強烈な憧憬を覚えました。そして桃白白ってこんなに強キャラだったんだと改めて思いました。あとテンプレですが普段すっとぼけている亀仙人が本当は強いという設定も良いなと思います。

20240815

83話の「いそげ!悟空 天下一武道会」のコンキチの声優が上手いなと思ったらつかせのりこという1989年に亡くなられた声優でした。最近声優の訃報が多いです。