最近考えていること what i'm thinking lately

こんにちは。今年は兎年らしいですね。そして僕は年男です。今日は町で消防署員を多く見掛けました。どうしてかなと思ってあ、今日は1月15日で115は消防車の電話番号なんだと合点しました。しかしそれは勘違いで僕は勝手に119は救急車だけかと思っていたのですが、消防車も119らしいです。というか救急車は7119を救急の時に使うらしいのですが…まあこの辺りは良く分かりません。この…←という記号は三点リーダーという名称らしいです。阿澄思惟の「忌録」(2014)を読みました。こういう考察ありきの作品はどちらかというとサスペンスに近いような、ここで伏線を置いて謎の部分をわざと残してみたいな感覚に近いです。勿論ホラー小説としても恐かったですし、何より実際にインターネットにそのホームページがあったり、動画があったりすることも芸が細かいです。こんなことを書いている時点で全く信じていないことがバレますが、僕はオカルトをエンターテイメントとして捉えているので恐ければ良いのです。「みさき」は実在の事件、恐らく有名な未解決事件とかの不可解なエッセンスを凝縮して再構成した感じです。それと「光子菩薩」はダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」(1959)を思い出しました。朱雀門出の「オーグリーンは死にました考」(2019)を今読んでいます。通して読んでいるとこれは怪奇小説らしいのですが、冒頭の表題にもなっている「オーグリーンは死にました考」という話だけはとてもリアリティがあり興味深いです。この話自体は藤子・F・不二雄の「ドラえもん」(1969)の最終回とか宮崎駿の「天空の城ラピュタ」(1986)の幻のエンディングとかの都市伝説と同じジャンルの話です。朱雀門出の作品を初めて読みましたが、その恐さは洒落怖とかにも通ずるような不条理さや意味不明さなどを感じました。