https://youtu.be/ODNgfIXtzK8?si=wpGVoMdt3B0yIdU_
こんにちは。上に貼ったのはセラニポージのアルバム「オチャメカン」(2004)の「地球人のカラダ」です。もう何回もセラニポージは良いと書いていますが周期的に聴いて周期的に良いなと思う曲が変わるのが不思議です。最近思うのは良い作品とはつまりこんな風にどんな状況によって聴くかで印象が変わりしかしそれでいて芯の部分は変わらないものであると思います。僕が好きな井上雄彦の「バガボンド」(1998)に融通無碍という言葉が出てきます。セラニポージは正にそんな感じです。また「オチャメカン」が面白いのは元ネタが分かるような曲がいくつかあることです。「ボンバーミンミ」は恐らくジューシィ・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」(1980)と「夢見るシェルター人形」(1982)の2つの世界観を足したような感じです。「Gの世界」も恐らくWinkの「淋しい熱帯魚」(1989)から連想して作ったような気がします。セラニポージはアレンジが秀逸なので本気であと10年くらい聴いても飽きないかもしれません。あとこれを書くためにジューシィ・フルーツについて調べていてちょっとハマりそうです。めっちゃギター上手いです。