漫画について

こんにちは。5月ももう終わり6月になります。新しい月は区切りが良いので何か目標を立てることにしています。ブログを始めて一週間経ちました。別に毎日更新することもないのですが、多少強引に続けています。これは良くない兆候だな、と思い始めました。僕はyoutuberの瀬戸弘司が好きなんですが、彼が時々動画を休んでしまう理由が少し分かりました。このまま無理して続けていくと、その反動で書けなくなるだろうな、と思ったので6月はブログはあまり更新しないようにしたいと思います。富樫義博三浦建太郎井上雄彦と僕の好きな漫画家はなぜか休載が多い作家が多いです。やはり、そういう生き方に何かしらシンパシーを感じるからかも知れません。ブログを休むのにはもうひとつ理由があります。それが今回のタイトルにもなっている漫画のためなんです。隠していた訳ではありませんが、実は僕は漫画家になりたいと思っています。映画を観始めたのもその一貫で、ストーリーテリングや、物語の構造を勉強するために観始めました。音楽も絵を描くときに聴いていたものが転じて趣味になったものです。漫画について書くと半分愚痴のようになってしまうのですが、なるべくそうならないよう心がけます。漫画は総合芸術、複合メディアだと僕は思っています。どういうことかというと、色々な要素が組み合わさって出来ているのです。例えばコマは映画のレイアウトです。セリフは文字、つまり小説の要素、絵には絵画の要素が入っています。最近気づいたことなのですが、音楽や役者、絵画などの分野には時々天才〇〇のような子供がいます。しかし漫画にはいません。なぜかというと技術だけでなく、経験による知識が必要な分野だからです。それに漫画を描くのには時間が掛かります。音楽の話をすると、音楽はすぐにできてすぐに気持ち良くなれるのが特徴です。しかし漫画はすぐに出来ません。僕はひとりでしかもアナログでやっているので時間が掛かるのですが、僕がやる以上はそうでないとやる意味がないので、そこは拘ってやっています。ともかく漫画は難しいのです。しかしいくらでも手を抜くことも出来るのが漫画です。背景も写真を加工して絵のように出来ますし、キャラクターも簡略化したり、記号のように出来るのですが、僕はやりたくないのです。自分が今出来る最高のパフォーマンスを出さないと描く意味がないと思います。ここまで書いておいてあれなのですが、僕はあまり漫画を読みません。自分でも本当に漫画が好きなのか疑わしいくらいです。音楽や映画、歴史のほうが興味があります。しかし何故そういうものを調べるのかというと漫画のためなんです。つまり漫画は自分が調べた色々なことを最終的にひとつにまとめるためのメディアだということです。これを書けてホッとしました。6月こそは漫画に専念したいですね。いや面倒臭いですよ漫画は。実は今年の3月くらいから漫画に専念するという目標をたてて挫折してます。頑張りたいです。f:id:okabayashisoma:20210531230212j:plain
つげ義春大好きです。ぼくは「ねじ式」よりも「オンドル小屋」「もっきり屋の少女」とかのいわゆる旅物が好きです。