2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは。またまた何回も観ている映画です。いきなりですが、冒頭のクレジットタイトルから作中の演出もそうですが、かなり小津安二郎を感じました。この映画が作られた1990年代初頭はレトロ気分が流行っていたらしく、高畑勲は「映画を作りながら考えた…
こんにちは。3月終わりました。実は自分の中で漫画の締切を勝手に設けていたのですが、あっさり敗れました。まず絵を最近描いてないですね。定期的に来る波ですが、代わりに本とか映画とかを熱心に観ているのでまあ良いです。つまり自分の体からアウトプット…
こんにちは。本当は「散歩する侵略者」(2017)を観たかったのですが、TSUTAYAにたまたまあった本作品を先に観ることにしました。他の方の感想を読むと黒沢清のフィルモグラフィーの総決算だという意見があって僕もそう感じました。倉庫の場面、生活感のない…
こんにちは。amazonで頼んで読みました。エッセイも少しありましたが、多くは対談を載せている対談集です。どちらかといえば近年の黒沢作品についての対談が多く、黒沢清の作品に対する心境の変化を知れてとても有意義でした。僕も一度通して黒沢作品は全部…
こんにちは。もう3月が終わります。街を見れば春休みの子供たちで賑わい、桜も咲き始めて春光が眩い陽気です。ちょっと難しい言葉を使ってみました。今読んでいる本の影響もあります。amazonで高野慎三の「神保町「ガロ編集室」界隈」という本を買いました。…
こんにちは。明日届くはずが今日届きました。そしてやはり面白いです。まだ50ページくらいしか読んでいませんが、僕は本当に高畑勲の熱心なファンなのだろうと思います。高畑勲の文章が好きなこともあります。ですが文章以上に作品が雄弁に高畑勲の思想を語…
こんにちは。2回目の鑑賞です。「映画を書くと頭が疲れる」に良い感想があったのですが、今サイトが非公開になってしまっていてもう見ることができません。良い映画でした。クリント・イーストウッドの映画は何というか色彩が薄く画面が硬い印象です。主人公…
こんにちは。サイレント漫画は何というか広がりを持たせるのが難しいです。いつの間にかずっと同じ手法をなぞっているだけになります。ナンセンス漫画を読んでみてやはり台詞の重要性を再認識しました。というかもう3月も終わりかけてます。もう桜も咲き始め…
こんにちは。タイトルに谷岡ヤスジ、と書きましたが、谷岡ヤスジ傑作選なので実業之日本社が編纂した作品集です。僕としては初谷岡ヤスジで少し緊張しながら読みましたが、初っ端から終わりまで下ネタのオンパレードで良くこれが商業雑誌に載っていたな、と…
こんにちは。3月も半ばに来ました。早いです。この二冊は今日一気に読破しました。久しぶりに集中して読書しました。単純に滅茶苦茶面白かったです。僕は元々ドキュメンタリーとかが結構好きで、ひとりの人間の人生にフォーカスした話が好きです。しかもこの…
こんにちは。amazonで頼んだものが今日届きました。事前知識として夏目房之助の「漫画はなぜ面白いのか」での吾妻ひでおについての解説を聞いていたので、すんなり読めました。意味が崩壊していく漫画はアイデアさえあれば誰でも描けそうですが、実はそう簡…
こんにちは。最近結構映画を観ているのですが、感想を書くまで行かないものが多いです。役所広司とブラッド・ピッドが出ていることからずっと気になっていたアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトュの「バベル」(2006)とレオス・カラックスの「ボーイ・ミ…
こんにちは。漫画を描いていて、ふと自分のしていることを顧みた時に、僕はなぜこんなことをしているのか分からなくなる時があります。思えば僕はそんなに熱狂的に漫画が好きなわけではありませんし、とか考えているとやはり原点回帰というか、漫画というそ…
こんにちは。今日はいつも行っている図書館が蔵書点検期間のため休館だったので、少し遠出して、梼原町立図書館に初めて行きました。外観、内装ともにとてもお洒落でした。お洒落なのは良いのですが、最近の新しい図書館は軒並みお洒落にしすぎていて、僕な…
こんにちは。この映画も何度も観ている映画の一つです。黒沢清の映画は時代によってかなり変わりますが、この映画は映像で言えばゴダールからスピルバーグになった感じです。引きのロングショットや、長回しなどを極力使わずにカメラは登場人物と自然な距離…
こんにちは。古い映画ばかり観ていると、こういう現代のスタイリッシュな映像で構成された映画に対して拒否反応、とまでは行かないまでもある一定の距離を感じます。簡単に言えば僕は懐古主義なので、映画をカットや映像の鮮烈さのみで悪く言えば観客を幻惑…
こんにちは。漫画が最近捗っています。というのも描いている自分の姿を撮影するようになったからです。側から見れば理解不能な行動ですが、なんというか撮影することにより、存在しない第三者の目を意識して、やる気が出ることがわかったからです。これは図…
こんにちは。3月になりました。ジョディ・フォスター目当てでTSUTAYAで借りてみました。一言で言うと変な映画でした。ジョディ・フォスターも幼い、というかぷっくらしていて可愛いかったです。何故変な映画かと思ったのかというと、映画のほとんどが家の中…