2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョン・シク監督作品 1942奇談について

こんにちは。9月が終わります。今月は結構濃い時間を過ごせたと思います。漫画は挫折しましたが、トータルでは満足しています。10月はSFについてもっと調べたいです。この映画はタイトルはすっかり忘れていましたが、何故か他の映画を観ているときに、よく映…

黒沢清監督作品 スパイの妻について

こんにちは。まずこの映画を観る前に「映画を書くと頭が疲れる」の「スパイの妻」についての感想を読んでから観ました。黒沢清の「贖罪」というTVシリーズのドラマを観たときに感じた違和感と同じ違和感を観ていて感じました。所謂良い構図のショットがあま…

最近考えていること

こんにちは。最近、SFものをやりたいという気持ちになってきています。何故今SFなのかというと、ひとつは今まで挑戦したことの無いジャンルであるということと、もうひとつはかつてSFが持っていた、いや今も持っているのですが、未来への希望みたいなものを…

マイケル・デュドク・ドュ・ヴィット監督作品 レッドタートル ある島の物語について

こんにちは。これも随分前に観た映画でした。内容はすっかり忘れていましたが、間違いなく影響を受けている作品です。今回はインターネットで感想を読まずに書きたいと思います。マイケル・デュドク・ドュ・ヴィット監督は「岸辺のふたり」を観たことがあり…

杉浦日向子 百日紅について

こんにちは。杉浦日向子は丁度江戸時代のことを調べているときに出会った作家です。一番初めに読んだのは「一日江戸人」でした。簡単でわかり易く江戸時代の町の雰囲気を上手く伝えていて、すぐに好きになりました。江戸時代の日本は当時世界で一番の人口の…

瀬戸弘司について

こんにちは。愈々寒くなってきました。まだ昼間は暖かいですが、これから寒くなってくるでしょうね。初めての試みですが、人物についてのブログを書いてみようと思います。瀬戸弘司を知ったのは中学生の時でした。編集の上手さやぷーん!と物を投げるのが面…

中山昌亮 後遺症ラジオについて

こんにちは。この漫画は僕が高校生くらいの時に初めて読みました。話は短編集のような感じですが、巻を重ねるごとに一見関係のないような出来事が徐々に繋がっていきます。ホラーを漫画で表現しようとすると、楳津かずおか水木しげるか伊藤潤二のどれかにな…

小泉堯史監督作品 蜩ノ記について

こんにちは。調べてみると小泉堯史は「雨あがる」や「博士の愛した数式」などの監督でした。黒澤明に師事していたらしく、映像が上品な印象を受けます。「蜩ノ記」のあらすじは主人公の戸田秋谷(役所広司)が藩の大殿の内儀と不義密通したという罪で幽閉され…

夏目漱石 それからについて

こんにちは。夏目漱石を読もうと思ったきっかけは宮崎駿が好きで読んでいることをなにかのドキュメントで観たからです。調べてみると昔は国民的な小説家だったそうですね。「それから」はまだ読み切っていません。何しろページは少ないのですが、文章量がぎ…

最近考えていること

こんにちは。漫画は半ば諦めました。何度同じことを繰り返すのか、学習能力がないのかと我ながら思います。しかし、漫画が辛いだけに他の事に無心に取り組めてかえって趣味が広がっています。最近落語を聞き始めました。作業用の音楽が無くなって探していた…

髙畑勲監督作品 平成狸合戦ぽんぽこについて

こんにちは。凄い映画です。少なくとも映画を好きで観ている方ならこの話の構成の巧さにびっくりすると思います。なんというか、何か事件が起きてそれに対するリアクションが徹底してリアリティを持っています。そして髙畑勲の日本の伝統文化への造詣の深さ…

高野文子 おともだちについて

こんにちは。随分前に買っていた本です。BOOKOFFに奇跡的にあった一冊でした。高野文子は「絶対安全剃刀」の老女を幼女に描いた話から知りました。その時は漫画のニューウェーブを調べていて、さべあのまやあすなひろしなどを探していて偶然見つけました。日…

最近考えていること

こんにちは。漫画の進捗が完全に停滞しました。完全に情熱が冷めてしまっています。今、9日なのでもう無理かもしれません。ブログを書くにあたり、初めにも書きましたが、この場所は僕の考えていることの日記のようにしたいので、あまり愚痴っぽくはしたく…

倉本聰原案 前略おふくろ様について

こんにちは。これ大好きなドラマです。セットもいい味を出しています。セットのドラマの世界観って不思議なもので、一種の異化効果というか、観ていて常に創作物であることを意識させ続けられます。なのでどちらかというと舞台を観ている感覚に近いかもしれ…

奥田民生 29について

こんにちは。もう9月になってしまいました。今年は一年が早く感じます。去年は僕にとって初めてのことが沢山あったので割と日々の時間を考えずに忙しく過ごせたのですが。本当に時間というものは意識すればするほど一生では少なすぎると思います。奥田民生は…

髙畑勲監督作品 かぐや姫の物語について Directed by Isao Takahata About Story of Princess Kaguya

こんにちは。何故か節目で見返したくなる作品です。何度観ても解らないこともありますし、観る度に表現の美しさ、アニメーションの美しさを感じます。アニメーションは技術を追い求めると、どれだけ作画を描き込んだかに行きがちですが、この映画の画面には…